
声は一生の友
あなたの声を磨いてみませんか!!
こんな思い違いをしていませんか?
「声の良い人」は生まれつきで、自分の声は訓練しても大して変わらないのでは…
いえいえ、どんなに「声」の良い人でも、間違った発声や、不摂生、加齢によって声は衰えていきますし、声に自信の無い人でも、声帯筋やその周りの筋肉をトレーニングすることによって声を改善、成長させることができるのです。
自分は「音痴」なのではないか…
先天的な「音痴」の人は滅多にいません。先天的音痴とは、音の高さを正確に耳で聴き取れないため、正しい音程で歌えないのです。
「音痴」の人は自分が音痴であることが自覚できません。
自分が「音痴」だと思ってる人は、殆どの場合、音程を正しく聴けているのに、発声の仕方が未熟なために、正確な音程で歌えないだけなのです。つまり、「音痴」ではないのです。
実際、スクールの体験レッスンを受ける方で 「私は音痴なんです」 と前置きされて歌う方に「音痴」だった方は過去に一人もいませんでした。
つまり「音痴」は単なる思い込みなんです。
人の「声」は素晴らしい楽器
ギターなどの弦楽器は、弦を指で弾(はじ)いたり、弓で擦(こす)ることによって弦が振動し、それが木製の本体に共鳴し音が鳴ります。
笛などの管楽器は、息を吹き込むことで管の中の空気が振動し音が鳴ります。
人の「声」も、肺に吸った息が声帯筋を下から通過するときに振動し、音(声)が出るしくみです。
声帯とは、気管の中にあるV字型の筋肉で、男性で平均2センチ、女性で平均1.5センチほどの小さなものです。
(自分の声帯を見たい人は、耳鼻咽喉科へ…)
そんな小さな筋肉を、周りの筋肉で引っ張って「音」の高低を出したり、母音の形を作ったりするわけですから、本当は「ボイストレーニング」がいかに必要か、お分かりでしょう。
合唱団で永年歌っていても歌が上手くならないのは何故?
人は自分の声を内耳(ないじ)から骨の振動を通してと、外耳(がいじ)からも聴いていて、完全に客観的に聴くことは出来ません。
I.Cレコーダーなどによって録音した声も、現実のそれとは少し違います。
増してや合唱団の中で、他の人の声を聴きながら調和する自分の声を出すなんていかに難しいことか・…
傍で歌っている人の発声が良ければまだいいのですが。
思いっきり大きな声を張り上げて、ストレス解消している人の傍で歌うのは避けたいですが、そうもいかないし、逆に小さな声で歌っている人の中で、自分が頑張らねば!と使命感をもってしっかり声を出そうとすると、肩などに余計な力が入り、「固い声」になってしまうことも。
また指導者も、ひとりひとりの声については診断、アドバイスは出来ません(気づいても個人的な指摘はしにくいものです)
ということで、声の向上を目指すのであれば、個人的にボイストレーニングを受けるのが確実な方法だ言えます。
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